食育について
お子様の健やかな成長のために
歯医者で食育って、あまり聞いた事がないと思います。しかし、実は非常に重要な事なんです!
しっかりした食生活を実践する事で、歯が悪くなる要素が減少するんです。
おやつ=お菓子ではない?
子供さんは、1日3回の食事だけでは、十分な栄養を摂る事が出来ません。
「おやつ=お菓子」というイメージがあると思うのですが、「おやつ=補助的な食事」と考えましょう。
お菓子ではなく、芋などの炭水化物、栄養価の高いものを摂るとよいでしょう。
- ○当院では以下の指導を行っております。
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1: 摂ってはいけない食べ物をカウンセリング
2: 主食と間食の時間的な摂り方の指導
摂らないほうがいい?3種の白い食品!
【牛乳・小麦粉・砂糖】砂糖は一般的に認知されてると思いますが、小麦粉?牛乳も?ですよね?この3つを極力減らす事が、口腔内・全身の健康を守るポイントでもあるんです。
- ○当院では以下の指導を行っております。
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1: アメは、食べないよう指導
2: 加工食品や添加物の多いものを減らすよう指導
食育
食育と聞くと、「覚えるのがめんどくさい!」、「お金がかかる!」、「好きなモノが食べられない!」と思う方が多いですね~。
そこで、誰でも出来る、お金のかからない、効果バツグンの食育の提案をします。
◎食事の時、飲み物を飲まない!
水・お茶・ジュース・(できれば味噌汁も)を食卓に置かない。
食事が終わってから飲むようにしましょう。
どんな効果があるのかな?
- ○ 噛む回数が増えて、筋肉や骨の成長を促します。
- ○ 口を閉じないと良く噛めないので、食べこぼしが減り、口呼吸が改善されます。
- ○ 正しい飲み込み(嚥下)が出来るようになります。
- ○ 食塊が唾液と混じり合い、小さくなるので、消化に良い。
- ○ 味覚が良くなります。
- ○ 胃酸が薄まらないので、免疫力が向上します。
- etc...
試してみてはいかがでしょうか?
特に発育期のお子さんにはお勧めです。
(全ての人に効果があるわけではありません。)
(嚥下障害、口腔乾燥症などの疾患のある方はお止めください。)
硬いものより大きいもの?
一般的には、堅いものを食べるよう認識していると思います。これは、現代人の顎の小ささを改善するために言われている事ですよね。
咀嚼の重要性から考えると、生のニンジンより、茹でたニンジンを食べた方が咀嚼回数は多いんです。
堅いものを食べるより、大きいものを良く噛んで食べる事が重要です。
- ○当院では以下の指導を行っております。
- 1: 咀嚼回数を増やす為の大きいものを食する指導
地産地消・旬のもの
南国のフルーツより、地元のりんご等、旬のものを食べるというのがポイントです。
なぜ、旬のもの?かと言うと、旬のものは栄養価が高いんです。
栄養価が高いと体を温め病気になりづらい体を作る効果があるんですね。
○寒いときにとれる食べ物は、体を温める(りんご・みかん等)
○暑いときにとれる食べ物は、体を冷やす(スイカ・はっさく等)
お見舞いに行く時に、お店にフルーツを頼むと、メロン・りんご・みかん等で
フルーツバスケットを作ってくれますよね?
これは、体を温める果物で入院患者さんを考えての事なんですよ☆
- ○当院では以下の指導を行っております。
- 1: 地産地消・旬のものを食する指導
最後に
地域によって、食育の指導は変わってきます。当院では、五所川原をはじめ津軽地域に合った食育の指導を心掛けております。